「spring」

春、雪は溶けて　花が咲き
陽はあたたかく　春風が吹き抜けるこの道で
僕等は出会った

あの頃は　ずっと一緒だと思っていた
どんなに時が流れても　二人は一緒だと
毎日笑った頃には　もう戻らない

人はどれだけの出会いと別れをするのだろう？
別れるのなら　出会わなければいいと
何度も　心の中で叫んだ
それでも　人は出会いと別れを繰り返す


春、この季節が来るたびに
君を思い出しては　寂しくなるこの道の上を
僕は歩いていく

この道を歩いてると　君に会えそうな気がして
どうしても回り道しちゃうんだ　笑っていいよ
だけど　会えるわけないよね　君はいないんだ

人はたくさんの出会いと別れの中で成長していく
それぞれの希望(ひかり)へと　まっすぐな心で
進みだした僕等の一歩は
確実に未来への扉を開いている


春、出会いと別れの季節
僕等は出会い　そして別れ
また　新しい一歩を踏み出した


≪コメント≫
ずっと一緒だと思っていたけど、それは無理なことで。
春が来ればまた出会い、また別れる。
そんな中で生きてるから、たくさんの人と出会い、別れ、喜び、悲しみを感じることができる。
人は人と触れ合うことで成長していく･･･
そう思ったら、別れるのも辛くなくなる気がします。

戻る