「まえに まえに」

白い壁に掛けてあるピンクの時計
赤い秒針は　今を刻んで
あたしは机に向かってる

もう恋の仕方なんて　とっくに忘れた
誰にも恋しない
あなた以外の誰にも恋をしないと
そう心に誓った

もう戻ってくることのないあなたを
ずっと　ここで待ってる
こうやって　ここで待ってると
今にも　あなたが走ってきそうだから


ベッドの上の白い枕は　２つ
すべてあなたがいた頃と同じ
お皿も　コップも　歯ブラシも

ただ　変わったことがあるとすれば
あなたがいないこと
そして　あたしもあの頃とは変わってしまった
恋をしてるの

いつまでもあなたに恋してちゃいけない
そう気づいたんです
だから　前に進んでいくよ
あなたも遠くで　それを願っていると思うから


あたしが恋した人と　あなたと同じように
海に行ったり　一緒にご飯作ったり
そうやって　あたしの人生を進んでゆくこと
あなた　応援してくれてるよね

いつでもあたしを幸せにしてくれた
あなたのことだから･･･
だから　前に進んでいくよ
あなたも遠くで　それを願っていると思うから
だけど　誰かに恋しても
あたしは　いつまでもあなたを忘れはしないからね！


≪コメント≫
最近、携帯小説を読むんですけど、
好きな人が亡くなったっていう小説が結構多くて･･･。
読むたび号泣しちゃってます(つд｀)ｗ

大好きな人がいなくなるって、とても悲しいことです。
でも、きっとその人だって自分の幸せを願ってくれてる。
そう思って、前に進んでいくことって大事だと思います。

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