「仲真」

静かな教室　先生の声　チョークの音
窓から吹き込む北風
休み時間になれば　ダチの声と笑顔だらけ
スピーカーからこぼれるチャイムが
終わりを告げる合図

僕等、３年間　この教室で　この黒板で
一緒に学んだね
もう　戻ることはできない

すべて覚えることのできないほど
たくさんの言葉を　たくさんの友情(あい)を学んだね
今じゃもう　抱えきれないくらいに･･･
僕等、卒業。


緑色の屋根　お気に入りの制服
大きな大きな欅の木
授業時間だって　みんなでいれば楽しい
怒られるのも　もう慣れたよ
コラ!!今しゃべったの誰だ？

僕等、３年間　この仲間で　この学校で
一緒に過ごしたね
もう　思い出に変わった

すべてを楽しみに変えてしまうほど
すばらしい仲間と　すばらしい学校でした
今じゃもう　泣いてしまうくらいに･･･
僕等、卒業。


明日からは　別々の道になるね
だけど　僕は忘れない　忘れるわけがない･･･

スピーカーからこぼれるチャイムが
終わりを告げる合図
みんなで「また会おう」って約束した
笑った泣き顔は　みんな輝いて見えたよ


なんだかんだいって、最高の仲間でした。
なんだかんだいって、最高の先生でした。
なんだかんだいって、最高の学校でした。


≪コメント≫
タイトルを｢仲間｣ではなく、｢仲真｣にしたのは、"本当に最高の仲間"っていう意味を込めてです。
何気なくずっと一緒にいたのに、いざ別れるとなると悲しくて、寂しくて･･･
思い起こせば、いつだって最高の仲間だった。
そんな最高の仲間と一緒だったから、最高の学校だったんだと思います。

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